2008年11月19日

【暮らしの相談】
債権を相続したら相手が破産して

 父が亡くなり、兄弟3人で遺産分割協議を行い兄2人は不動産を、私は貯金と父がMさんに貸した900万円の貸付金債権を相続しました。ところが半年後、Mさんは自己破産の手続きをし、貸付金の回収が不可能になりました。諦めるしかないのでしょうか。



 貸付金債権も遺産分割の対象となりますので、この協議自体は有効です。ただ債権は、ご質問のような不利益を蒙るリスクが、他の遺産を取得するよりも高いといえます。そこで、法律では債権を相続した人が損をしないよう、債権については遺産分割の時に特別な約束をしなくても、相続人全員が相続分に応じた割合で債務者の資力を担保するという特別規定を設けて、その調整を図っています。

ご質問の場合では、各相続人の相続割合が等しいとすれば兄弟3人がそれぞれ300万円ずつの負担となり、あなたは2人の兄からそれぞれ300万円を請求することができます。あなたも300万円の負担となりますが、全体としては公平な遺産相続となります。詳しくはお近くの専門家にご相談ください。


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posted by 川崎北支部 at 16:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 暮らしの相談−Q&A− | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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