2006年01月31日

【暮らしの相談】
3ヶ月前購入した子犬が先天的な病気にかかっていることが分かったのですが、ペットショップでは取り合ってくれません・・・

 あるペットショップで子犬を購入し、3ヶ月程してから近所の動物病院に連れていったところ、先天的な病気にかかっていることがわかりました。
購入したペットショップでは、売買契約書に、「先天的病気の場合は、販売後1ヶ月以内でなければ交換等の補償は出来ない。また、その他の瑕疵についても販売店は一切の責任を負わない。」と記載されていると言って取り合ってくれません。
このまま泣き寝入りしなければならないのでしょうか?

 売買には、単に種類を決めて購入しただけの「不特定物売買」とその個体を特定して購入した「特定物売買」の2つのケースがあります。
いずれの場合においても、ペットショップ側は健康で先天的な病気のない子犬を買い主に引き渡す義務があります。

もし、あなたが、「不特定物売買」として購入したのであれば、健康なペットを引き渡さなかったことに対する債務不履行責任として、ペットショップに子犬の治療費を払ってもらったり、別の健康な子犬と交換してもらうことができます。

また、「特定物売買」であった場合、法律上ペットショップはその子犬をあなたに引き渡せば責任を果たしたことになるのですが、売買の際に見えなかった瑕疵(病気や先天的な障害)があった場合には、その損害を賠償しなければなりません(瑕疵担保責任)。
従って、この責任により、あなたは、損害を賠償してもらったり、契約を解除して代金を返してもらうことができます。

契約書には、瑕疵(病気や先天性の障害)に対する特約が付されている場合が多くあります。しかし、その特約は全てにおいて有効ではなく、「消費者契約法」によると消費者にとって一方的に不利益な条項に対し無効になる可能性もあります。

詳しくは、契約書を持って行政書士などの専門家にご相談下さい。


神奈川県行政書士会 川崎北支部
posted by 川崎北支部 at 18:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 暮らしの相談−Q&A− | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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