2006年06月30日

【暮らしの相談】
亡くなった父のタンスから封がしてある遺言状がでてきました。どうすればよいのでしょうか?

 私の父がなくなり、その遺品を整理していたところ、タンスの奥から、父親が自筆で書いたと思われる封印のしてある遺言書が出てきました。近所の人から、こうした場合、遺言書の検認手続をしなければならないと聞いたのですが、具体的にどのようなものでしょうか?

A 自筆による遺言書を保管していた者や遺言書を発見した相続人は、遅滞なく、これを家庭裁判所に提出して検認の請求をしなければなりません。特に本件のように封印のある遺言書は、家庭裁判所において相続人又はその代理人等の立会いの上でなければ、開封することが出来ず、万一、勝手に開封してしまった場合には、5万円以下の科料に処せられることがあるので注意が必要です。

そして、この検認手続は、相続人等に対して遺言の存在と内容を知らせ、遺言書の形状、加除訂正の状態、日付や署名などについて遺言書の内容を明らかにして、遺言書の偽造や変造などを防ぐというような機能をもっています。

ただ、よく勘違いされる方が多いのですが、検認の機能は遺言の方式を調査し、その状態を保全することにとどまりますので、遺言書の内容の妥当性や効力を保証するものではありません。ですから、その内容に異議がある場合には、後日、検認済みの遺言書の無効を争うこともできます。

毎月第2水曜日午後1時より4時まで、中原区役所(武蔵小杉駅より徒歩5分)にて「相続・遺言」に関する行政書士による無料相談会を開催しております。
ぜひご利用ください。

神奈川県行政書士会 川崎北支部
posted by 川崎北支部 at 21:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 暮らしの相談−Q&A− | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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