2006年08月31日

【暮らしの相談】
父が亡くなったのですが、母が寝たきりでほぼ判断能力がありません・・・

 私の父親が亡くなり、相続人として、相続開始の時に父と婚姻関係にあった母と長女である私、そして妹がいます。ところが、母はしばらく前に、脳梗塞で倒れ、寝たきりでほぼ判断能力がない状態で施設に入院しています。この場合、相続手続はどのようにしたらよいでしょうか?

 相続については、法律上の相続分が定められていて、そのとおりに財産を分配するのであれば、お母さんの判断能力について考える必要はありません。その場合でも、お母さんが相続した財産の管理等を考えると、成年後見制度の利用をお勧めします。

すでにお母さんの判断能力が相当低下しているようですので、家庭裁判所の手続によって、どの程度の保護が必要かを判断してもらい、それに見合った保護者を選任してもらうことになります。

この家庭裁判所による保護者の選任を先に行えば、保護者を交えての遺産分割協議も可能ですが、あなたと妹さんがお母さんの代理人となって遺産分割協議を適法に成立させることは出来ないと考えられます。相続とは無関係な第三者を保護者に選任してもらうなどの注意が必要です。


相続・遺言・成年後見相談<暮らしの身近な相談>
毎月第2水曜13時〜16時、中原区役所(武蔵小杉駅より徒歩5分)にて「相続・遺言・成年後見」に関する行政書士による無料相談会を開催しています。ぜひご利用ください。

次回相談日は、9月13日(水)です。
→詳細は、こちら

神奈川県行政書士会 川崎北支部


posted by 川崎北支部 at 04:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 暮らしの相談−Q&A− | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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