2008年01月10日

【暮らしの相談】
妻や弟たちに相続を放棄するよう一筆入れさせたい・・・

 私には妻と三人の息子がおり、私と妻は、私名義の土地上の長男夫婦名義の家に同居しています。
私の唯一の財産であるこの土地は長男に譲るつもりです。
ただ、私の死後この土地で揉めない様に、妻や弟たちに相続を放棄するよう一筆入れさせたいと考えています。
何か問題はあるでしょうか。


 あなたが生きている間に誰にも相続の放棄をさせる事はできません。
相続の放棄は、相続の開始(人の死亡)後、原則として3ヶ月以内に家庭裁判所へ申述しなければならず、あなたが、「一筆入れさせた」相続を放棄する旨の文書では、相続放棄の効力が生じず、法的には何の効力もありません。

そこで長男に土地を相続させたいという事であれば、あなたが遺言で、長男に土地を相続させ、遺言によっても侵害できない遺留分という権利の放棄を、妻や弟達から家庭裁判所にしてもらい、その許可を受けておくという方法もあります。

この遺留分の放棄は、相続の放棄と異なり、相続の開始前でもすることが出来ます。
ただし、妻や弟たちに自ら遺留分の放棄をする意思がない場合は、この方法によることが出来ず遺留分の権利が残ることになります。

詳細は、専門家にご相談を。


神奈川県行政書士会 川崎北支部



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posted by 川崎北支部 at 11:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 暮らしの相談−Q&A− | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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